相手を不快にさせるフレーズとは?その一言が命取り
職場や合コン、デート中など自分のふとした一言でその場が気まずくなってしまった経験はありませんか?
コミュニケーションは、どんな場面でも相手との距離を縮めるために重要なツールの一つ。コミュニケーションが苦手だと、仕事や恋愛を成功させるのは難しくなっていきます。
たとえば言葉の中には、同じ意味でも言い方ひとつで相手に不快感を与えてしまうものがあります。今回はそんなフレーズの一部を例に挙げ、どんな言い方に変えればいいのかを検証してみました。
わかる、わかる
「相手に嫌われたくない」「早く打ち解けたい」と焦る気持ちから、「わかる、わかる」とつい相槌を打ってしまうことがあります。ですが相手との距離を縮めたいのであれば、適当な相槌を打つことはおすすめしません。
そのまま会話を続けていても具体的なことは何も分からず、結果としてうわべだけの対応だったということが相手に伝わってしまうからです。
相手からの信頼度も落ち、距離も広がってしまいます。本当に理解しているのであれば「わかります。○○って○○ですよね」と具体的な例をあげる、分からないことであれば「教えてください」と素直に打ち明けたほうが、嘘のない人だと分かり良い印象になります。
疲れた
普段、何げなく口にしている「疲れた」という言葉もシチュエーションによってはNGになることがあります。たとえば彼が1か月も前から考えていたデートプラン。
あなたに楽しんでもらおうと彼も必死に色々なところを案内してくれます。
彼はあなたに喜んでもらうことが一番の目的なのに、発せられた言葉が「疲れた」の一言だったらどうでしょう。
彼のほうから「ちょっと疲れた?」と聞かれて「ちょっとだけね」などというやり取りなら良いのですが、「疲れた」と自ら言ってしまうのは彼のデートプランを否定するような発言となり彼を傷つけてしまいます。
そんなときは「疲れた」という直接的な表現ではなく、「もっと遊びたいから1回休憩しない?」というフレーズに変えてみましょう。
彼のデートプランを否定せず、「楽しいからもっと一緒にいたい」というプラスの要素を含めることが出来ます。
早く帰りたい
デートも終盤に差し掛かり、たくさん歩いてクタクタになると「早く帰りたい」と感じることもあるかと思います。ですが「早く帰りたい」と直接的に言ってしまっては今日一日の楽しかったデートが台無しです。
まるで「もう一緒にいたくない」と言っているかのよう。
そんなときは「いっぱい遊んだら眠くなってきちゃった」などとデートの終わりを匂わせる発言程度で止めて、彼から「じゃあそろそろ帰る?」と言ってもらうのを待ちましょう。
自分では言いづらいフレーズを彼から言ってもらうよう誘導するのも、恋愛を進めるうえでは必要なテクニックです。